久しぶりに14キロ走をしました。10キロ地点の跨線橋の登りで歩いてしまいました。体力を維持することは、とても難しいことだとつくづく思います。
そんな疲れた体にムチ打ち、本日はめずらしく野球観戦。ビールが飲めるよう(ってやっぱり酒かい)、バスを乗り継いでの球場ゆきです。ということで、今回は思いっきり手抜きをさせていただきました。へたくそ写真もなしです。
5年前に某ラジオ局に出したメッセージが残っていましたので、原文のまま掲載します。涼しさが少しでも提供できれば・・・。
今から20年程前の話です。当時、大学生の私は、横浜市のアパートで一人暮らしをしていました。ここで、アパートの造りに触れておきますが、木造2階建で上下各4戸、私の部屋は、東側の道路から一番奥の1階でした。北側の半畳の玄関を入ると、仕切もなくすぐ四畳半の部屋があり、部屋の西側には3畳程の台所、そしてトイレです。四畳半の部屋は南向きとはいいながら、隣との境界まで50cm位しかなく、天気の良い日でも、日照は期待できませんでした。また、アパートのあるところは、横浜市といっても、まだ畑が残る住宅街で、夜は人通りがほとんどありません。
少し前置きが長くなってしまいました。さて、その日は、めずらしく勉強をしていたのですが、夜中の12時頃、煙草を切らしてしまいました。「面倒くさい」という思いより、煙草が吸いたいと思う気持ちが勝り、買いに行くことにしました。アパートから自販機までは、200メートル程。間もなく自販機の前に立った私は、200円を投入口に入れ、マイルドセブンのボタンを押しました。出てきた煙草とおつりを取り、帰ろうとしたその時、背後から「すみません」という声。振り返ると、二人の中年の男の人が立っていました。
「白い服を着た女の人を見かけませんでしたか」
「見なかったですよ」
「そうですか」
二人は、立ち去っていきました。私もアパートへ。
誰とも会うことなく到着。鍵を開け、玄関に入り、ドアを閉めようとしたその時です、10メートル程離れた路上に、白い服を着た女の人が立っているのが見えたのです。すぐに、男の人たちが探していた女性だと確信しました。街灯に照らされ、白いというより、蒼いという感じで、闇の中に浮かびあがっていました。そして、その女性は、ずっとこちらを見ているのです。無表情で。
恐ろしくなった私は、すぐにドアを閉めました。もう一度見たいという欲求もありましたが、ドアを開けた時、目の前にいたら怖いので、それは止めることにしました。
特に変わった様子も無く、十数分が経ったでしょうか。私も、ようやく落ち着きを取り戻し、さっき買ってきた煙草に火をつけました。「いくら何でも、もう立ち去ったよな。それに、きっとあの二人の男性も、女の人を捜し当てたに違いない」そう思った時です、玄関の方から、足音が聞こえてきました。足音は、台所のある西側へ回り、そして、部屋の窓がある南側へ回ってきます。人一人がようやく通ることができるその場所を、人が歩いていくのを、はっきりと感じ取ることができました。ゆっくりと、しかし、止まることのないその足音は、窓の前を通り過ぎ、遠ざかっていきます。しかし、少しすると、また玄関の方から、足音が聞こえ、西から南へ。アパートの周りを回っているようです。5回それが続くと、それきり音は聞こえなくなりました。
歩いていたのが、あの女性だったのかどうかはわかりません。しかし、夜中に、しかも普段人が歩くことのない場所を通るわけですから、その人が異常者であることは容易に想像がつきます。
幸い、その後は何事も無かったのですが、とても怖い思いをした一日でした。
ラジオネーム およよ(○○歳 ♂)
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